2019/4/28 上越新幹線が運転を見合わせた話
こんにちはー!
タイトルのとおり、上越新幹線の運転見合わせに巻き込まれた人です。
今後何かの役に立つかもしれないので、記憶が残っているうちに体験したことを書いていきます。
【はじめに】(基礎情報)
・家族旅行を目的に、大人4人で高崎駅を目指す行程。
・新幹線の指定席を確保済。
【~8:00】
私は一人暮らしをしているので、別ルートで来る家族3人と東京駅で待ち合わせ。
7:20ごろ合流して、グランスタをふらふらして朝食を買って、新幹線の乗車口に向かう。
途中、東海道新幹線の案内だったと思うけど、「のぞみ」の自由席待ちの人が多過ぎたのか、「中央改札からではなく、別の改札をご利用ください!」とアナウンスされていた。
つまり何が言いたいかというと、午前7時台で既に東京駅大混雑。
混雑見越して、いつもギリギリで行動する我が家にしては珍しく余裕のある行動。
新幹線のホームで車両の到着を待っていた。
【8:00~9:00】
東京駅発8:04の新幹線に乗る予定。
車両は到着している、が、清掃作業のために閉められた扉が発車時刻間近になっても開かない。
8時過ぎに「上越新幹線での停電のため、運転を見合わせています。」とアナウンス。
アナウンスの直後に新幹線の扉が開き、とりあえず乗り込んで続報を待つ。
8:05ごろ「復旧は8:20ごろを見込んでいます」とのアナウンス。
見込みがあると聞いたので、そのまま座席に待機し、発車を待った。
まもなく8:20になろうとしているころ「復旧見込みは8:50ごろとなります」と。
このアナウンスのときは、車内でため息があちこちから聞こえた。
8:30ごろ、東京駅を発車。
車両が動いてホッとしてしまい、どんなアナウンスがされたか忘れてしまった。
ちょうど発車のタイミングで投稿したツイートがあるので、参考に貼り付けておきます。
このときすでにTwitterのトップニュースで記事があがっていました。
これにモロに巻き込まれた~~25分遅れて東京出発した~~
— ハル (@kismiracle7) 2019年4月27日
「上越新幹線 東京―新潟間で運転見合わせ」 https://t.co/8s4b9AkfLd
発車してから、やたらと止まる車両。
今回の送電トラブルとは無関係だと思うけれど、車内で非常ボタンが押される等、なんだかんだあって全然進まない。
進んで止まってを繰り返しながら、なんとか大宮まで来たのがたぶん9:00前後だったと思う、あまり自信がないけど………。
というのも、まだまだ先は長いと思って、イヤホン突っ込んで半分寝ていた。
アナウンスには耳を傾けていたが、「この先熊谷でも前を走る車両が停車中のため、前の車両が熊谷を発車し次第、大宮を出発します」みたいなことを言っていた、たぶん。
【9:00~10:00】
遠退く意識のなか「高崎駅へお急ぎの方は、向かいのホームに停車している北陸新幹線へお乗り換えください」と聞こえる。
と同時にバタバタと荷物をまとめる私以外の家族3人。
えっ、まじすか?
ここで乗り換え?
いや、よーーーわからんけど、とりあえず急ぐか!?
とポヤポヤした頭と体で推定10秒で座席を立つ。
目指す車両は「降りたホームの目の前に停車している車両」ではなく、「一度ホームを下って上ったところに停車している車両」だった。
死に物狂いでエスカレーターを降りて、目の前を横切るキャリーケースをひとつ飛び越えて(良い子は絶対マネしないで!)、発車のベルを聞きながらエスカレーターを全力で上り、なんとか北陸新幹線に乗り込んだ。
上りのエスカレーター付近にトランシーバー持った駅員さんがいたから、乗り換えしたい人が走っている様子がホームに伝えられていたと思う。
で、乗り換え完了と同時にドアを閉める、みたいな?
まぁ、とりあえず、間に合った。
デッキで聞いた「次の停車駅は高崎です」という音声案内で、ようやく正気を取り戻した。
後にも先にもこんなにギリギリなギャンブル乗り換えはないと思う。
ちなみに、乗り換えするつもりなんて更々なかったから、リュックはまともに背負いながらも、ショルダーバッグの口は開けっ放し、ペットボトルとガムの包み紙と音楽流しっぱなしのウォークマンを握りしめて全力疾走していた。
あまりにもおかしな格好だったので、写真におさめておくべきだった。
【~10:00頃】
乗り換えた北陸新幹線も何度か止まりながら進む。
予定だととっくに着いてるはずだったのにねーーーと言い、切符の写真撮りながらデッキでベラベラしゃべっていたら、高崎に着く。
ちなみに、乗り込んだのは「はくたか」だったので、自由席もあり、空席もあったようだが、とりあえず目的地に行ければ何でもよくなってしまっていたのでずっとデッキにいた。
【高崎駅】
払い戻しの長蛇の列列列列列列列
改札を抜けて、1時間以上遅れて、当初の旅行コースへ。
★イレギュラーな出来事はここまで★
ふぅ…………………。
私情満載ですが、ザッとこんな感じでした。
今回学んだことは下記のとおりです。
<その1>
「アナウンスを冷静に聞く」
今回の運転見合わせの第一報は駅のホームで流れたアナウンスでした。
最近本当にイヤホンしてる人多いけど、大事な情報聞き逃す可能性高いのでご注意を。
あと、「遅延」「見合わせ」とか、言葉だけに惑わされないように。
5W1Hをキャッチして、極力冷静に聞けば、その後の行動に活かせるはず。
<その2>
「アナウンスを100%信じない」
えっ!?いきなり矛盾!?って感じですよね。
でも、イレギュラーな状態だと、情報の行き違いがおこりやすいです。
初めに聞いた情報がどんどん更新されていくことも少なくないです。
実際、今回も復旧見込み時刻がどんどん遅れたり、乗り換え先の新幹線が聞いたホームと別のところに停まっていたり、違うじゃーーーん!!!!!ってことがたくさんありました。
情報は最新のものを得ながら、柔軟に対応する必要があります。
<その3>
「決断力」
予定通りに移動ができないことが確定すると、修正が必要になります。
どのような手段で、どう向かうか。
あらゆる条件を加味して、最善の方法を導き出す決断力は必要不可欠です。
<その4>
「体力をつけておく」
長時間立ち続ける、短い時間で乗り換え等、ある程度の持久力も瞬発力も大事です。
<その5>
「諦めない」
結局いちばん大事なのは、これだと思います。
なんとかなるかもしれない状況なら、なんとかなると信じ続けるべきです。
5つとも、よく考えれば当たり前かもしれませんが、これが私が学んだことです。
今回はたまたまフリープランの旅行でしたが、ジャニオタである以上、遅れられない遠征は今後たくさんあるはずです。
そんなとき、もしかしたら役に立つかもしれない、という思いで書いてきました。
が。
めちゃくちゃ読みづらいな?????
まぁーーー、いっか!!!!!
備忘録ということで、ご容赦ください。
最後に、暦関係なく働くすべての方、本当に本当にお疲れさまです。
新しい時代が、すべての人にとって、良い時代となりますように。